【大学生が海外の村で家を建てる!?】ハビタット・フォー・ヒューマニティーの海外ボランティアに参加してみた!

※最終更新日:2026年4月25日

「大学生のうちに何かを本気で打ち込みたい」

大学入学当初、そんな強い想いがあった僕は、新歓で目にした「海外の村で家を建てるサークル」という言葉に引き寄せられ、すぐにそのサークルに参加することに決めました。

その時は、ただ「海外に行きたいな~」という漠然とした気持ちから入サーしたサークル。

ただ実際にフィジーの小さな村でのボランティア活動を通じて、僕はそれがただの観光とは全く異なる、心から意義のある経験だと実感しました。

その時の経験がきっかけで、大学生という時間がいかに貴重で、挑戦する価値に満ちているかを心から実感することができました。

海外での活動を通じて、ただ「ボランティアをする」だけでなく、自分自身を深く知り、成長できる瞬間が待っていることに気づいたのです。

だからこそ、僕は大学生に国際ボランティアサークルを強く勧めています。それは単なるボランティア経験以上のものを得るチャンスだからです。この記事ではその理由をお話しします!

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  1. ハビタット・フォー・ヒューマニティってどんな団体?
  2. 海外ボランティアのリアル|フィジーでトイレ作りをした話
  3. 海外ボランティアは必要ない?それでも行く価値がある理由
  4. 今しかできないことを精一杯やろう

ハビタット・フォー・ヒューマニティってどんな団体?

大学生が海外の村で家を建てる

そんなインパクトのある活動をしているのが、ハビタット・フォー・ヒューマニティHabitat for Humanity / 多くの大学生たちは”ハビ”と呼んでいます)、アメリカ発の国際NGOです。

この団体は、世界中で住宅不足に苦しむ人々のために、安全で健康的な住まいを提供することを目的に世界100カ国以上で活動しています。

そしてこの活動に賛同した学生たちが、全国の大学でキャンパスチャプター(CC)と呼ばれる学生団体を立ち上げています。

ハビタットの理念に共感した学生たちによるサークルのような存在です。

僕も大学生の時に、この学生団体を通じて海外ボランティアに参加しました。

日本ではまだまだ知名度はそこまで高くないですが、海外ではかなり有名で、米国のオバマ元大統領やジョージ・W・ブッシュ元大統領(子ブッシュ)がHabitat for Humanityのボランティア活動に参加したことがあるほど影響力は大きいです。

また日本でも、日本ヒルティをはじめとした企業が、ハビタット・フォー・ヒューマニティの活動をパートナーとして支えています。

そして、この活動を大学生でも体験できるようにしたのがGV(グローバル・ビレッジ)というプログラム。

これは実際に海外へ行き、現地の人たちと一緒に家を建てる短期ボランティア。

このGVで特徴的なのは、ただ家を与えるのではないという点です。

現地の住民自身も建設に参加し、ボランティアと一緒に家を作り上げていく。

いわば、支援する側・される側という一方通行な関係ではなく、一緒に家を作る仕組みになっているわけです。

期間は1週間〜2週間ほどで、長期休みを使えば参加できるので、大学生にとってもハードルはそこまで高くありません。

ただ、国際ボランティアをやるとなった時、よくこんな声を聞きます。

  • 「日本にも困っている人がいるのに、なんでわざわざ海外?」
  • 「これって、結局ただの自己満足なんじゃないか?」

こう思うのも、すごく自然だと思います。

正直、こう言われると、うまく答えられないんですよね。「確かにそうかもしれない」と、どこかで納得してしまう自分もいる。

実際、この問いに“完璧な答え”はないと思います。

それでも、これだけは断言できます。

海外ボランティアは、単なるボランティアという域を超えて、自分の世界観を根底から作り直してくれるものだと僕は思います。

与える以上に、自分に返ってくるものが多い。

そんな濃密な時間は、間違いなくこれからの人生を形作る大きな転換点になるはずです。

なぜなら、海外ボランティアの価値は、誰かの役に立ったかどうかという指標だけでは測れないからです。

むしろ大きいのは、自分の当たり前や価値観が揺さぶられること。そして、自分の視野を広がられることです。

「支援って何なんだろう?」
「豊かさって何だろう?」

そんな問いを、頭ではなく“体感として”持ち帰ることになる。

これは正直、日本にいたままではなかなか得られない感覚でした。

だからこそ、もし「海外ボランティアなんて自己満足なんじゃないか」と思っているなら、その感覚を持ったまま実際にボランティア活動を行っていけばいいと思います。

その違和感が、現地で少しずつ形を変えていくはずです。

海外ボランティアのリアル|フィジーでトイレ作りをした話

2019年8月

僕が国際ボランティアを経験したのは大学1年生の夏、フィジーの小さな村。

僕たちはその活動の一環として、フィジーの小さな村でトイレを建設しました。

本来であれば家まるごと1棟建てるはずだったけど、この時は諸事情によりトイレ作りだけになってしまいました。

真っ青な空の下、土を掘る音が乾いた地面に響いていました。

サークルの仲間と、現地の大工さんたち。

言葉はうまく通じなくても、同じ場所にしゃがみ込み、同じ手で土に触れていると、不思議と距離は縮まっていきます。

汗でシャツが張り付くような暑さの中、レンガを一つひとつ積み上げていく。単調な作業のはずなのに、気づけば誰かと笑っている。

ふとした瞬間に思いました。
「ああ、自分はいま、ちゃんと“何かを一緒に作っている”んだな」と。

これまで味わったことのない、静かな達成感でした。

作業が終わると、子どもたちが近寄ってきます。名前も知らないはずなのに、当たり前のように手を引かれて、一緒に笑う。

その距離の近さに、最初は少し戸惑いました。でも気づけば、こちらの方が元気をもらっていたのです。

言葉も文化も違うはずなのに、なぜか通じるものがある。

それは”支援する側”と”される側”といった関係ではなく、もっとフラットな、人と人としてのつながりでした。

あの場所で感じたのは、“与える”というより、“一緒に支え合う”という感覚です。

形に残るのは建てたものかもしれない。

でも、本当に残ったのは、あの場で交わした時間と、そこで少し変わった自分自身だったのです。

国際ボランティアの本当の価値は、まさにこの経験にあると感じます。

限られた10日間の中で、これまでの人生では感じたことのない深い成長を実感したのです。

あの日々が僕に教えてくれたのは、共に成長する仲間との絆の力。そして、一つの大きな目標に向かって仲間と共に切磋琢磨することがどれほど価値のあるものかということ。

国際ボランティア経験を通じて、僕は自分の大学生活が持つ限りない可能性に気づき、人生におけるかけがえのない宝物を手に入れたと心から実感しました。

海外ボランティアは必要ない?それでも行く価値がある理由

仲間とともに切磋琢磨して共に成長していきたいなら、別に国際ボランティアでなくてもいい、むしろまずは自国のボランティアから始めるべきではないか。

なんならボランティアじゃなくてサッカーでも野球でもいい・・・こんな意見もよく耳にしました(特に親から)。

確かに、理屈としては納得できる部分もあります。

自国でのボランティア活動も十分に意義があるし、まずは身近なところから始めることも大切です。

それでも、僕はこう思うのです。

”効率”や”タイパ”で物事をすべて計ろうとするのは、ナンセンスであることは承知の上です。

しかし、大学生という限られた時期にこそできる経験があるのもまた事実。

体力も時間も比較的余裕のある大学生だからこそ、世界という広い舞台に飛び込み、自分の可能性を広げ、挑戦していく価値があるのです。(社会人になってからわかったのは、海外に行く余裕は案外ないし、そもそも1週間以上のまとまった休みを取るのが難しい)

大学生の期間は言うなれば、社会に出る前の限られた貴重な時間。

社会に出てからではなかなか得られないような貴重な経験が待っています。

もし大学時代にそのチャンスを逃したら、その後何十年も後悔し続けるかもしれない、そんな気がしたのです。

だからこそ、僕は自分の時間を無駄にせず、世界を舞台に自分の可能性を広げる活動に本気で取り組みたかった。国際ボランティアという選択が、僕にとって成長の糧となったのです。

今しかできないことを精一杯やろう

大学時代はよく「人生の夏休み」といわれています。

それほど大学生の時期は人生で最も自由な時間があり、さまざまな経験を積むことができる特別な時期なのです。小・中・高と比べて多くの制約から解放され、挑戦のチャンスが無限に広がっています。

社会人になればお金はあっても、時間がどうしても限られていきます。

だからこそ、大学生の今しかできないことに精一杯挑戦することには、とても深い意味があると僕は強く信じています。

勿論、実際に海外に行くわけなのでお金もそこそこかかります。(僕の場合、25万円くらいかかった)

ただそれでも、その経験は何にも代えがたいかけがえのないものであり、費やしたお金以上の価値があったと信じています。

日常生活の中でも「今しかできないこと」を意識することで、時間の貴重さを実感します。過ぎ去った時間は二度と戻らないし、いま機会を逃したら、もしかしたら二度と手に入らないものもあるかもしれない。

自分の可能性を広げるために、今この瞬間に全力で取り組むことが未来の自分にとって計り知れない価値を持つのだと、国際ボランティアを通じて学びました。

ボランティア活動は就活に有利とされています。実際、多くの大学生が就活の有利だから、ガクチカのネタ作りに、と大学でボランティアを始めるし、僕もその一人でした。

ただそれ以上に大切なのは、国際ボランティアを通じて得られる経験は、大学の授業ではなかなか学べないものだということ。

もし社会人として大学生の後輩たちにアドバイスできるなら、大学生という貴重な時期だからこそ、自由な時間と柔軟な挑戦の場を最大限に活かして、心に刻まれる経験を積むことをおすすめします。

そしてそのきっかけの一つが国際ボランティアだと僕は考えています。その扉を、ぜひあなたにも開いてほしいと心から願っています。

もしこの記事がきっかけでハビタット・フォー・ヒューマニティーをはじめとした国際ボランティアに興味を持ち、あなたの大学生活がより豊かなものになったのであれば、この上なく嬉しい限りです!

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