「海外に行ってみたいけど英語が苦手でなかなか行けない…」
海外に行きたい!けど言語の壁があってなかなか行けないと感じている方も多いのではないでしょうか。
僕はこれまで18ヶ国旅行に行ったことがありますが、そんな僕も最初は英語が苦手で日本にいるときも外国人との会話がろくにできませんでした。学校で習った文法や単語は多少わかってても、いざ会話しようとなると言葉が詰まって結局何も話さずに終わる、ということが何度も何度も。
僕も、僕の周りの友人も最初はそんな感じだったのですが、実際に海外へ飛び込んでみると意外とそうでもないことがわかったんです。
海外旅行で英語が苦手でも大丈夫、その理由をこのページで解説していきます!
完璧な英語はいらない
現在の世界の共通語が英語であることはよく知られていますが、その中で英語を母語としている人の数はどれくらいだと思いますか?
答えは約3億7300万人です。
こう聞くと多いように思えますが、世界70億人いる中でたった5.3%の人だけが英語母語話者といわれるとなんだか少ないように思えませんか?20人のクラスがあったとすれば、そのうち英語を母語としている人はたった1人しかいないわけなんです。
勿論、残りの96.7%の人の中にはネイティヴレベルで英語を話せる人も多いですし、実際に英語を流暢に話すことのできる人の数は14億人程度は存在するでしょう。しかし、海外で働いて向こうに移住するという話ならまだしも、旅行で行くぶんには極端な話、現地の人とのコミュニケーションは英単語の羅列だけでも結構なわけなんです。通じればいいのですよ!
英文法がトンチンカンで発音もめちゃくちゃだったとしても割と通じてしまうことも多いし、身振り手振り話せば相手も自分も何を伝えたいのかが大体はわかってくるものです。
実際、僕もフィジーに行ったとき 現地の子どもが話しているフィジー語がまったくわからなかったのですが、身振り手振りや顔の表情でなんとなく思っていることが通じているように感じました。
仮に外国語がわからなくても、笑ったり怒ったりすることで自分の感情を相手に伝えることができますし、他にも相手が手を合わせていればお礼の意思表示をしていることがわかりますよね。そのため英語がわからなくても、海外旅行をすることはまったく無謀なことではないんです。

とはいえ、基本的な挨拶は覚えておいたほうがいいかと思います。コミュニケーションの基本である挨拶くらいは機械翻訳に頼らずに言えるようになっておくべきでしょう。英語だったら「Hello」、イタリア語だったら「Bonjourno」といったように、、
海外に行けば間違いなく知見が広がる
海外は日本にはない文化や風習がたくさんあるので、海外旅行は自分の視野を広げることのできる素晴らしい機会です。僕も18ヶ国旅をしてきて、旅行先の人と出会いがあったり、日本にはない美しい街並みや景色を見ることができたことで、
海外旅行で得られた経験は、学業や仕事にも活かすことができるでしょう。語学力や異文化コミュニケーション能力が上がれば、海外の人と仕事することになったときでも順応することができます。
海外に行くことで学生の方は、将来は海外で働いてみたい!という目標ができるかもしれませんし、社会人の人は転職して海外営業を目指してみよう!という目標ができたりとキャリアヴィジョンを広げることができるかもしれない。
英語が苦手だから、という理由で日本に引きこもってしまうのはもったいない!!
「世界の果てまでイッテQ!」という有名なテレビ番組、ありますよね。その中の企画で「出川イングリッシュ」といって、タレントの出川哲朗が海外で現地の人と片言の英語で会話して様々なミッションをクリアする、という企画があります。片言でも一生懸命相手に伝えようとする姿勢はすごく大切なことではないでしょうか。
参考文献
・Anil Yadav, “English Language Statistics“, 2023年1月10日
「【渡航国18ヶ国の旅人が解説】海外旅行で英語が苦手でもまったく問題ないワケ」への1件のフィードバック