日本人の99.9%が行かない国:過去と未来が交差するアルバニアの魅力

日本人の99.9%が一生のうちに行かないであろう国・アルバニア

好奇心旺盛な旅人であるあなたには、ぜひ一度は足を踏み入れてほしい国の一つです。

アルバニアは、日本ではあまり知られていないマイナーな存在ですが、その魅力は想像を超えるものがあると感じています。

共産主義時代の名残を感じさせる街並み、懐かしい市場や石畳の小道、、、アルバニアの風景はどこか温かみを持ち、過ぎ去りし時代の物語が息づいているようです。

アルバニアの最も魅力的な点は、何と言ってもその「知られざる」部分にあります。

目の前に広がるどの光景も、インスタ映えする瞬間で溢れていて、何よりもほかの国と比べてあまり観光客が来ないということもあり、静寂の中でその魅力をじっくり味わうことができるという贅沢な環境が広がっているのです。

そして何よりも面白いのが、まるで壮大な叙事詩のように波乱に満ちているアルバニアの歴史。

世界に背を向け、長く鎖国を続けた孤立の時代。
宗教を禁じ、人々の信仰を奪った統制の時代。
さらには、国民の2/3がネズミ講に人生を賭けた狂騒の時代。。。
アルバニアには、信じがたいほどドラマティックな歴史を抱えているのです。

今回は、「超マイナーだけど絶対に行く価値アリ!」なアルバニアの魅力を存分にお伝えしたいと思います。あまり人が行かない国に行きたい、好奇心旺盛な方にぴったりな場所です!

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  1. ヨーロッパの秘境・アルバニア
  2. アルバニアの魅力をさらに深掘り!
  3. インスタ映え間違いナシ!:中世の街並みを楽しもう!
  4. まとめ

ヨーロッパの秘境・アルバニア

アルバニアはヨーロッパの東側、バルカン半島の端に位置する国。

イタリアの南東、ギリシャの北西に隣接し、美しい地中海の海岸線と険しい山々に囲まれた、まさに自然の宝庫です。

地球儀を眺めていると、ヨーロッパの東側に小さな国々が密集しているエリアがありますね、その中の一つがアルバニアです。

他のヨーロッパ諸国と比べてまだ観光地としての知名度は低いものの、驚くほどの魅力が詰まっています。

透明度の高い海が広がる未開発のビーチ、オスマン帝国時代の面影を残すジロカストラGjirokastër)やクルーヤKrujë)といった歴史的な街並み。
そして、冷戦時代に国内のあちこちに築かれたトーチカ(防御陣地)や防空壕が、独特の雰囲気を醸し出しています。

しかし、アルバニアの魅力はその自然や街並みだけではありません。
この国は20世紀に約20年間ものあいだ鎖国をし、世界から完全に孤立していた時期があるのです。
さらに、1990年代には国民の2/3がネズミ講に投資し、国家崩壊寸前にまで陥ったという驚愕の歴史も…。

アルバニアへの道のりは決して簡単ではなく、日本からの直行便はありません。一般的にはイスタンブールやドバイを経由するか、イタリアやギリシャからフェリーで渡る、または陸路でギリシャやモンテネグロからバスで入国するルートが主流です。

少し手間がかかる分、観光客の少ない”未踏の地”を旅するワクワク感が味わえるのがアルバニアの魅力。まるで秘境を探検するような気分になれる、冒険心をくすぐる国なのです!

アルバニアの魅力をさらに深掘り!

ここまで読んでアルバニアちょっと気になるかも!と思った方もいるのではないでしょうか? でも、実際どんな感じの場所なの?と気になる人も多いはず。

そこで、アルバニアを訪れるなら絶対に外せないスポットと、その魅力を紹介します!

アルバニアの玄関口である首都ティラナ(Tirana は、かつての共産主義時代の名残とイスラムの面影、そして現代的な文化が混ざり合ったとても不思議で面白い街。

街の中心には スカンデルベグ広場 があり、アルバニアの民族的英雄・スカンデルベグをモチーフとしたスカンデルベグ像が堂々とそびえ立っています。この広場を中心に観光スポットが集まっており、徒歩で多くの名所を巡ることができます。

スカンデルベグ広場(Sheshi Skënderbej

ティラナを訪れたら、ぜひ足を運びたいのが Bunk’Art 2

かつて政府高官のために作られた核シェルターを改装した博物館で、共産主義時代のアルバニア(1946 – 1992)を生々しく体験できます。

シェルターの中に入ると、共産主義時代の監視体制や拷問室の再現など、独裁政権の恐怖が目の前に広がります。エンヴェル・ホッジャの支配下での抑圧的な生活や強制収容所も紹介されており、歴史の暗い一面を感じることができる貴重な場所です。

☑ Point

エンヴェル・ホッジャの支配下にあったアルバニア(1946-1992)は、まるで鉄の棺に閉じ込められたかのように、共産主義の名のもとに自由を奪われた国家だった。信仰の光すら許されず、政府は「世界初の無神国家」を高らかに宣言。教会の鐘は沈黙し、モスクの祈りは風の囁きに消えた。

だが、それだけでは終わらない。国中を張り巡らせた監視の網は、人々のささやき一つも見逃さなかった。疑念は即ち罪とされ、密告の影に怯えながら、誰もが心を殺して生きるしかなかったのだ。強制収容所は地獄の具現と化し、そこに送り込まれた者たちは、苛烈な拷問と終わりの見えない苦役に耐えながら、次第に名前すら奪われていった。

自由を夢見ることが罪となる国――それが、かつてのアルバニアだった。。。

本物の銃(無力化されている)が見られる貴重な博物館
博物館に展示されていたロボット
モニターが顔となっていて、脳みそと心臓がむき出しになっている

この博物館には、日本じゃまずお目にかかれないヘンテコな展示がずらりとあります。シュールすぎて吹き出しそうなものから、思わず二度見してしまうものまで、まさにカオスの極み。

でもそんな意外性こそが旅の醍醐味。気づけばどっぷりハマって、ワクワクが止まらない。そう、こういう未知との遭遇こそが、旅行の最大の魅力なんだと思います。

地下に広がる冷たいコンクリートの通路や無機質な鉄扉が、閉ざされた時代の空気を今も伝えています。共産趣味者はもちろん、歴史に詳しくなくても、好奇心旺盛な人ならきっと惹き込まれるはず。

ティラナの中心部、スカンデルベグ広場のすぐ南に位置し、アクセスも良好。入場料は 900レク(約1450円) 。

Bunk’Art 2のすぐ近くには、ティラナ城(ユスティニアヌス要塞)や壮大なジャーミア・エトヘム・ベウト(モスク)、正教会の大聖堂があり、どちらも見どころ満載!

正教会の大聖堂

特にティラナ城の城壁内にはレストランが並ぶエリアが広がり、ここはティラナでも有名な繁華街。夜でも治安が良く、安心して散歩することができます。

ちなみに「城」とありますが、実際に残っているのは城壁のみで、かつての壮麗なお城の姿は今は見ることができません。でも、その歴史的な雰囲気とレストラン街が融合したエリアはとても魅力的です。

ジャーミア・エトヘム・ベウトは、訪れる際に靴を脱ぐ必要がありますが、無料で中を見学できるのが嬉しいポイント。イスラム教徒じゃなくても優しく受け入れてくれるのでおすすめです。

モスク内の撮影もOKなので、観光しながら美しいイスラム建築を写真に収めることができます。

モスクの内部

また、広場周辺には現代的な建物が立ち並んでいて、日本ではあまり見かけない独特の風景が広がっています。かつての共産主義時代の名残とイスラムの面影、そして現代的な文化が混ざり合った景観が、まさにティラナの面白さを引き立てているのです!

インスタ映え間違いナシ!:中世の街並みを楽しもう!

首都ティラナからバスでわずか1時間、英雄の故郷クルーヤ(Krujë)。

ここは、アルバニアの国民的英雄スカンデルベグの故郷として知られ、歴史的にも重要な街です。

クルーヤの最大の見どころは、400年以上の歴史を誇るバザール。

石畳の小道に沿って木造の店が立ち並び、色鮮やかな手織りの絨毯や伝統的な手工芸品が並ぶ様子は、まるで中世の市場に迷い込んだかのよう。

歴史と文化が息づくバザールの風景は、どこを切り取っても絵になるインスタ映えスポットです!

クルーヤのバザール

そんなクルーヤと並んで、アルバニアで歴史と美しい街並みを楽しめるのが、アルバニア南部に位置するジロカストラGjirokastër)です。

「石の町」として知られるジロカストラは、ユネスコ世界遺産にも登録された歴史的な街。

街全体が石造りの建物で覆われ、オスマン帝国時代の影響を色濃く残しています。

細い坂道を歩くと、屋根が石でできた家々が立ち並び、まるで中世にタイムスリップしたかのような気分に。そんな美しい街並みは、どこを撮ってもインスタ映え間違いなし!

クルーヤの活気あるバザールと、ジロカストラの静謐な石の街並み。アルバニアを訪れるなら、ぜひどちらも巡ってみてほしい魅力的なスポットです!

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まとめ

日本ではあまり知られておらず、旅行先リストから外されがちなアルバニアは、過去と未来が交差する魅力的な国。

共産主義時代の名残を感じる街並み、美しい自然、そして歴史が息づくスポットを巡ることで、他の観光地では味わえない独特の体験ができるはず。

せっかく海外旅行に行くなら、誰も行かないようなマイナーな場所に行きたい!

そんな冒険心を持つ旅人のあなたにこそ、ぜひ訪れてほしい国。それがアルバニアなのです。

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