サントリーニ島には閑散期に行け!

エーゲ海に浮かぶ三日月の島、蒼い海に白い家でおなじみのサントリーニ島。ギリシャといえば、、、で定番の島ですね。エーゲ文明発祥の地であることから、いにしえの息吹を感じることができるところでもあります。そういう理由でサントリーニ島は日本だけでなく、世界中から多くの観光客が押し寄せています。

世界中から人がやってくる訳ですから、当然観光するとなると人が多すぎてちょっと動くだけでも大変です。いまの京都を見ればわかるように、国内外関係無しにたくさんの観光客が有名観光地である京都に来ているので、京都でゆったり過ごすというのは中々難しくなってきています。いわゆる、オーバーツーリズムというやつです。

旅行は好きだけど、人があまりにも多すぎるのはいやだ、、

そんな方には実は、有名観光地であるギリシャのサントリーニ島を是非ともおすすめしたいのです!

ただし、閑散期のサントリーニ島です!

「閑散期の観光地なんてお店やってなくて不便じゃないの?」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません!確かにお店がやっていないところもありますが、凄く不便というわけでもありません。

今回、閑散期の2月に2泊3日でサントリーニ島に行ってきたので、その時の状況をお伝えしていきたいと思います!

*2023年2月時点の情報を基に書いています

☝サントリーニ島についてもっと知りたい方はこちら!
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  1. 閑散期のサントリーニ島
  2. 静かで、幻想的な島へ
  3. 2月に、島にいるアジア人の正体
  4. 宿泊先はエアビで探そう
  5. まとめ

閑散期のサントリーニ島

そもそもサントリーニ島の閑散期っていつぐらいなんでしょうか。

かの有名な旅行ガイドブック「ロンリープラネット」情報だと、7月と8月がサントリーニ島のベストシーズンで、11月~4月のあいだが閑散期とあります。なのでちょうど2月は閑散期の中盤あたりになりますね。

サントリーニ島は地中海性気候に属しているので、一年を通じて温暖です。なので夏に行っても冬に行っても過ごしやすい気温で、ザ・リゾートという感じを味わえるかと思います。

ただ僕が行ったときは、ちょうど大寒波が東欧全体を襲っていたので寒かったですね!東京と同じくらい寒くて、アテネのアクロポリスにはなんと雪がうっすらと積もっていました!アクロポリスに雪が積もるのは10年に1度くらいらしいからびっくり。

アテネ近郊にある山々には雪が積もってました

静かで、幻想的な島へ

閑散期の時はフェリーの便がだいぶ減るので、島巡りが目的の人以外はアテネから飛行機で来島したほうが早くて楽です。アテネ国際空港からサントリーニ空港は近いのでだいたい1時間のフライトで島に着いちゃいます。離陸したと思ったら15分くらいして着陸態勢です笑

サントリーニ島には色んな航空会社が乗り合わせていますが、今回僕は行きはオリンピック航空、帰りはエーゲ航空でサントリーニ島に行ってきました。

オリンピック航空の小型飛行機

大寒波が押し寄せていたこともあってか、島に降り立ってみると観光客の人は殆ど0。ちらほらいるのが日本人?っぽい人が数名。あとは地元の人が多い印象でした。

宿泊先のエアビ(Airbnb)の宿は空港から離れていたので、空港からタクシーへ乗り換え。宿のあるカルテラードス(Καρτεράδος)まではバスがあると聞いたのに、閑散期ということもあってバスの便数がだいぶ減らされていました。空港からは5kmくらいしか離れていなかったですが、スーツケースを持って歩くのはさすがに大変なのでタクシーへ宿の前までお願いすることに。

宿のあるカルテラードスの村は、サントリーニ島主要の街であるフィラ(Φηρά)からわずか1kmほど。なのに村を歩いていてもそれほど人がいない。それどころか、フィラの街を歩いてもほとんど人とすれ違いませんでした。

フィラの街並み。人と殆どすれ違わず、、、
イアの街。繁忙期の時(右)はかなり多くの観光客が押し寄せていることがわかります。
(繁忙期の写真はロンリープラネットより引用)

サントリーニ島から見る夕日は世界一綺麗といわれていますが、あいにく僕が行ったときは雲に覆われていて夕日は見られず。夕日は見られなかったけど、街はほとんど誰もおらずほぼ独占状態だったので、サントリーニ島の海と白い街並みを十分に満喫することができました!人が少ないところで静かに過ごしたい、という方には2月のサントリーニ島はうってつけだと思います!!

2月に、島にいるアジア人の正体

先ほどサントリーニ島の街中ではほとんど人とすれ違わなかったと書きましたが、たまにお土産屋さんや、広場にいくと何人か人の姿が見えることもありました。よくよく見てみたらアジア人っぽい人たち。近づいてみるとなんと日本語を話している方たちでした。話してみると大学生で、卒業旅行でギリシャへ旅行に来たとのこと。

2月は大学の卒業シーズンなので、海外に出て行く学生たちが非常に多くなります。旅行先はやっぱりヨーロッパが一番人気だそうで、サントリーニ島で出会った大学生の中にはヨーロッパをぐるっと回ってくるっていう人もいました!

街中を歩いていても、すれ違うアジア人は日本人ばっかり。しかも僕と同年代くらいの若い人たちがほとんどでした。日本人がまったくいないとちょっと不安かも、という方もこの時期に旅行へ行けばちょっと安心感がありますね!笑

宿泊先はエアビで探そう

旅行するとき、泊まるところはとても重要です。

特に閑散期の観光地に行くときは、営業中のホテルが想像よりも少ないこともあるので要注意。閑散期で観光客の数が少ないのでうちは冬期閉業だよ、、、なんてところが多く、全然宿が見つからないよということも珍しくありません。

しかしエアビの宿なら閑散期でもやっているところが多く、かつ、安く泊まれるところが多いです。実際に僕が泊まったところも二人で一泊7500円でした。有名観光地のサントリーニ島で一人当たり一泊4000円近くで泊まれるのはかなりお得です!!

宿の評価も★4で高かったです。実際に泊まってみても清潔感が高く、過ごしやすいところでした!しかも街へは徒歩15分程度。空港からもバスで行けるので、ロケーションは悪くないところです。

ただし一つ注意点が。宿を探すのであれば、できれば洗濯機付きの宿をおすすめします!コインランドリーは街中探しましたが冬期休業中のお店が多く、カルテラードス・フィラ地区で営業していたのはたった1店舗だけでした。(Penguin laundryというところです!)

☑ Point

このお店は店内にいる従業員の方に頼めば、スーツケースを預かってくれます!とてもありがたい!

またGoogle Mapsだと営業中となっていても、実際に行ってみたら休業中となっているところが殆どだったので気をつける必要があります。

ただその唯一やっていたお店も、1回の洗濯・乾燥で10ユーロ程(約1600円)かかるので、結果的にちょっと高く付いても洗濯機付きの宿を選んだ方が安上がりです。なので、サントリーニ島で服を洗濯したいという方は洗濯機付きの宿を選ぶことを強くおすすめします。

まとめ

サントリーニ島にかかわらず、閑散期の観光地への旅行はメリット・デメリットがあります。最大のメリットは価格が繁忙期と比べてすごく安く、人混みが比較的少ないところですが、反面人が少ないが故に多くのレストランやお土産屋さんが閉まっていることが多いです。

しかしこのデメリットを上手くやり抜ければ、すごくお得にサントリーニ島を旅行することが可能なのです!

サントリーニ島は世界でもトップ3に入るほど美しい島だといわれています。蒼い海、白い街並み、綺麗な夕日は繁忙期の時に行っても、閑散期の時にいっても非常に綺麗です。ぜひあなたも閑散期のサントリーニ島へ訪れてみてください! 

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